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戞
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かっ
ふりがな文庫
“
戞
(
かっ
)” の例文
かすかに首を
擡
(
もた
)
げるのもやっとだし、手の刀も、
戞
(
かっ
)
と、自在の竹を
掠
(
かす
)
めたに過ぎないが——その意志たるや、いまにも絶えなんとする気息とは反対に、恐ろしい断末の懸命なるものが
梅里先生行状記
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
節
(
ふし
)
くれだった腕を
戞
(
かっ
)
! と打ったまではいいが、深夜の冷気が膚にしみたらしく、その拍子にハアクシャン! と一つ大きなくしゃみをすると、自分ながらいまの
稚心
(
ちしん
)
がおかしかったとみえ
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
戞
(
かっ
)
! と音がし、火花が散った。
風流太平記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
戞
漢検1級
部首:⼽
12画
“戞”を含む語句
戞々
戞然
戞矢
戞戞
剣鳴戞然
戞〻
戞合
戞戞戞
戞飛
摩戞