トップ
>
感極
>
かんきわ
ふりがな文庫
“
感極
(
かんきわ
)” の例文
実は
大歎息
(
だいたんそく
)
をしたのである、あははと……。およそ歎息というものは、
感極
(
かんきわ
)
まってその窮極に達すればあたかも笑声のような音を発するものである。
毒瓦斯発明官:――金博士シリーズ・5――
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
ネネは、
感極
(
かんきわ
)
まったように、手を堅く握りしめて胸のところに合せた
儘
(
まま
)
、眉一つ動かさぬ春日の横顔を見守っていた。
腐った蜉蝣
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
「よく判ってくれて、こんなに嬉しいことは無い」老父も
流石
(
さすが
)
に、
感極
(
かんきわ
)
まって泣いていた。
空襲葬送曲
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
感
常用漢字
小3
部首:⼼
13画
極
常用漢字
小4
部首:⽊
12画
“感”で始まる語句
感
感心
感謝
感情
感激
感歎
感嘆
感動
感冒
感慨