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惨雨
ふりがな文庫
“惨雨”の読み方と例文
読み方
割合
さんう
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さんう
(逆引き)
いま、この化物屋敷には、
暗澹
(
あんたん
)
として雲のたれる空の下に、
戟渦
(
げきか
)
巻きあふれて
惨雨
(
さんう
)
いつやむべしとも見えない。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
かれが心のはげしき戦いは昨夜にて終わり、今は
荒寥
(
こうりょう
)
たる戦後の野にも等しく、悲風
惨雨
(
さんう
)
ならび至り、力なく光なく望みなし。身も
魂
(
たま
)
も疲れに疲れて、いつか
夢現
(
ゆめうつつ
)
の境に入りぬ。
わかれ
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
惨雨(さんう)の例文をもっと
(2作品)
見る
惨
常用漢字
中学
部首:⼼
11画
雨
常用漢字
小1
部首:⾬
8画
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