トップ
>
惡業
>
あくごふ
ふりがな文庫
“
惡業
(
あくごふ
)” の例文
新字:
悪業
どんな腕の出來る人間でも、
惡業
(
あくごふ
)
が積めば
年貢
(
ねんぐ
)
を納める時が來るものだ、——俺はきつと辻斬野郎を縛つて見せる。年寄や女子供まで斬つて歩くやうな野郎を
銭形平次捕物控:068 辻斬綺談
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
切
(
き
)
つて
隱
(
かく
)
すなど言語に絶えし
惡業
(
あくごふ
)
なりコリヤ
首
(
くび
)
は何處へ隱したるぞ有體に申すべしと云ふを
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
「紫教數々の
惡業
(
あくごふ
)
が知れ、その上お前は駿河大柄言樣の血筋でも何んでも無いと判り、寺社の御係りと、町方の捕方が、何十人、何百人、此御殿を取卷いて居るのを知らないのか」
銭形平次捕物控:283 からくり屋敷
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
「お前は、物腰が上品だからと言ふので、お
局
(
つぼね
)
のお六といはれた、名題の女道中師だらう。今まで積んだ
惡業
(
あくごふ
)
の數々、それが、
砂文字
(
すなもじ
)
を消すやうに、綺麗になると思つて居るのかい」
銭形平次捕物控:082 お局お六
(旧字旧仮名)
/
野村胡堂
(著)
惡
部首:⼼
12画
業
常用漢字
小3
部首:⽊
13画
“惡”で始まる語句
惡
惡戯
惡戲
惡口
惡企
惡魔
惡漢
惡巧
惡人
惡者