悪酒わるざけ)” の例文
旧字:惡酒
そういったわけで、それきりになったのですが、あと十何年、不意に、また間淵洞斎に出会って、悪酒わるざけにあてられた事を申しました。——
雪柳 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
とかく、君の悪い癖で、出場でばというと、すぐ自分を売り込みたがるが、短気、お喋舌しゃべり悪酒わるざけ、暴力好き、一つも取りはありはしない。ましてこんどの行くさきは北京ほっけい第一の城市まち
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)