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悪因縁
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あくいんねん
ふりがな文庫
“
悪因縁
(
あくいんねん
)” の例文
六郷川の中洲の蘆間にただ一度の
契
(
ちぎ
)
りから、海賊の娘と旗本の若殿との間に、
業病
(
ごうびょう
)
の感染。
悪因縁
(
あくいんねん
)
の
怨
(
うらみ
)
は今も
仰々子
(
ぎょうぎょうし
)
が語り伝えている。
悪因縁の怨
(新字新仮名)
/
江見水蔭
(著)
悪因縁
(
あくいんねん
)
につながる
雲竜
(
うんりゅう
)
双剣
(
そうけん
)
、刀乾雲丸は再び独眼片腕の剣鬼丹下左膳へ。そうして脇差坤竜丸は諏訪栄三郎の
腰間
(
こし
)
へ——。
丹下左膳:01 乾雲坤竜の巻
(新字新仮名)
/
林不忘
(著)
身には
疾
(
やまい
)
あり、胸には
愁
(
うれい
)
あり、
悪因縁
(
あくいんねん
)
は
逐
(
お
)
えども去らず、未来に楽しき
到着点
(
とうちゃくてん
)
の認めらるるなく、目前に痛き
刺激物
(
しげきぶつ
)
あり、
慾
(
よく
)
あれども銭なく、望みあれども
縁
(
えん
)
遠し
突貫紀行
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
漢室と董卓とは、思えば、よほどの
悪因縁
(
あくいんねん
)
に見える。
三国志:04 草莽の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
悪
常用漢字
小3
部首:⼼
11画
因
常用漢字
小5
部首:⼞
6画
縁
常用漢字
中学
部首:⽷
15画
“悪因”で始まる語句
悪因
悪因悪果
悪因業