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悉
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くわし
ふりがな文庫
“
悉
(
くわし
)” の例文
さて抽斎が弘前にいる間、江戸の
便
(
たより
)
があるごとに、必ず長文の手紙が徳から来た。留守中の出来事を、
殆
(
ほとん
)
ど日記のように
悉
(
くわし
)
く書いたのである。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
そうして貴下が、仏像の前で、その言行録を
誦
(
じゅ
)
する経文だといった、
悉
(
くわし
)
い話を聞きましょう。
式部小路
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
(近常の事は余程
悉
(
くわし
)
いようだ。)と天狗様が、私にさ、貴方、おじぎの仕方から、もっ立尻の様子まで……その
昨夜
(
ゆうべ
)
宿で聞いたっていう按摩の遣った通り——按摩は
這
(
は
)
いましたとさ、話しながら。
ピストルの使い方:――(前題――楊弓)
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
悉
漢検準1級
部首:⼼
11画
“悉”を含む語句
悉皆
知悉
悉達多
悉達
悉知
悉々
悉達太子
悉皆成仏
悉檀
悉多太子
詳悉
悉皆屋
悉曇
草木国土悉皆成仏
竝波悉林
蘇悉地経
瞿摩悉達
衆怨悉退散
衆病悉除
皆悉
...