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恠異
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かいい
ふりがな文庫
“
恠異
(
かいい
)” の例文
狐狸
(
こり
)
の
妖異
(
ようい
)
や、鳥の
面
(
つら
)
をした異形の
鬼魅
(
きみ
)
、そのほか
外道
(
げどう
)
頭とか、
青女
(
あおおんな
)
とか、そういった
怪物
(
あやしもの
)
が横行濶歩する天狗魔道界の全盛時代で、極端に
冥罰
(
めいばつ
)
や
恠異
(
かいい
)
を恐れたので
無月物語
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
金鍬
(
かなぐわ
)
を担いで谷窪へ降りて行くと、誰がやったのか田も畑も一夜のうちに綺麗に除草され、南
下
(
さが
)
りの
段畑
(
だんばた
)
には、
秋蒔
(
あきまき
)
の麦までおろしてあるという
恠異
(
かいい
)
に遭遇することになった。
うすゆき抄
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
恠
部首:⼼
9画
異
常用漢字
小6
部首:⽥
11画
“恠”で始まる語句
恠
恠談
恠喜
恠敷
恠譚
恠力乱神