恒景こうけい)” の例文
漢土にもつたえがある。汝南じょなん恒景こうけいというものの家に、或る日、一仙人がのぞいてうには、この秋、災厄あり、それを遁れんと思えば、紅絹もみふくろ茱萸ぐみを入れてひじにかけ高き山に登れと。
上杉謙信 (新字新仮名) / 吉川英治(著)