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念慮
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おもい
ふりがな文庫
“
念慮
(
おもい
)” の例文
ひしひしと迫って来る
物凄
(
ものすご
)
い海上の
闇
(
やみ
)
にまぎれて進んで行く船の中で、
何時
(
いつ
)
襲いかかるかも知れない敵を待受けるような不安な
念慮
(
おもい
)
は、おちおち岸本を眠らせなかった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
求めようとするより
外
(
ほか
)
にはもう何等の
念慮
(
おもい
)
をも持たなかった。
ある女の生涯
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“念慮”の意味
《名詞》
事が成就するよう思い巡らすこと。また、その思い。
(仏教)凡夫の浅い智慧で思い巡らすこと。また、その思い。
(出典:Wiktionary)
念
常用漢字
小4
部首:⼼
8画
慮
常用漢字
中学
部首:⼼
15画
“念”で始まる語句
念
念珠
念仏
念入
念誦
念力
念頭
念佛
念晴
念願