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快豁
ふりがな文庫
“快豁”の読み方と例文
読み方
割合
かいかつ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
かいかつ
(逆引き)
この
天眼通
(
てんがんつう
)
に苦笑を禁じ得なかった津田は、それぎり会話を切り上げようとしたところ、
快豁
(
かいかつ
)
な爺さんの方でなかなか彼を放さなかった。
明暗
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
その時の
快豁
(
かいかつ
)
な気もちは、何ものを
以
(
もっ
)
てするも比すべきものがなかった。諸君、
解脱
(
げだつ
)
は苦痛である。しかして最大愉快である。
謀叛論(草稿)
(新字新仮名)
/
徳冨蘆花
(著)
幽霊塔と世人から薄気味悪く思われた屋敷が斯くも
快豁
(
かいかつ
)
な宴会の場所と為り又此の後の余等の住居になるかと思えば何とやら不思議な国へ住居する様な心地がしてただ物新しい感じがする
幽霊塔
(新字新仮名)
/
黒岩涙香
(著)
快豁(かいかつ)の例文をもっと
(5作品)
見る
快
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
豁
漢検1級
部首:⾕
17画
“快”で始まる語句
快
快楽
快活
快哉
快濶
快樂
快癒
快走艇
快川
快方
“快豁”のふりがなが多い著者
黒岩涙香
徳冨蘆花
夏目漱石