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心酔
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しんすい
ふりがな文庫
“
心酔
(
しんすい
)” の例文
ただそこに孔子という人間が存在するというだけで
充分
(
じゅうぶん
)
なのだ。少くとも子路には、そう思えた。彼はすっかり
心酔
(
しんすい
)
してしまった。
弟子
(新字新仮名)
/
中島敦
(著)
そして、あなたは、あの人を犯罪手段の研究に熱中させ、架空犯人のトリックに
心酔
(
しんすい
)
させてしまった。
断崖
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
アマンドさんは非常な日本びいきで、趣味というよりは
心酔
(
しんすい
)
というのに近いふうだった。
キャラコさん:05 鴎
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
一時は彼に
心酔
(
しんすい
)
したことさえある。それを少しも思い出さないなんて、ひょっとしたら、これは「盲点」だぞ。明智の好きな「盲点」にひっかかっているのかも知れないぞ
月と手袋
(新字新仮名)
/
江戸川乱歩
(著)
そんなことは、聞かなくってもわかっています。あなたの日本
心酔
(
しんすい
)
は並大抵じゃないんだから。……しかし、それは、あなたの趣味だけのことでしょう。ともかく、そんなことのために、不幸な人間を
キャラコさん:05 鴎
(新字新仮名)
/
久生十蘭
(著)
“心酔”の意味
《名詞》
ある事にふけり、心がそれに奪われること。
ある人に感じいり傾倒すること。
(出典:Wiktionary)
心
常用漢字
小2
部首:⼼
4画
酔
常用漢字
中学
部首:⾣
11画
“心”で始まる語句
心
心配
心地
心持
心算
心細
心得
心底
心臓
心許