御身みみ)” の例文
いろと水齒別みづはわけの命、多治比たぢひ柴垣しばかきの宮にましまして、天の下治らしめしき。天皇、御身みみたけ九尺二寸半ここのさかまりふたきいつきだ。御齒の長さ一、廣さ二きだ。上下等しくととのひて、既に珠をけるが如くなりき。
独神ひとりがみ御身みみ隠します時すらやかく雲海はありて被ひき
夢殿 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
独神ひとりがみ御身みみ隠します。
海豹と雲 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)