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御衣
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みけし
ふりがな文庫
“
御衣
(
みけし
)” の例文
雲の峰一道二道と山の
腋
(
わき
)
より立ち昇りて、神女白銀の
御衣
(
みけし
)
を
曳
(
ひ
)
いて長し、我にいま少し仙骨を有するの自信あらば、
駕
(
が
)
して天際に達する
易行道
(
いぎやうだう
)
となしたりしならむ、下は
即
(
すなは
)
ち
荒邈
(
くわうばく
)
として、裾野も
霧の不二、月の不二
(新字旧仮名)
/
小島烏水
(著)
ここにその后、あらかじめその御心を知りたまひて、悉にその髮を剃りて、その髮もちてその頭を覆ひ、また玉の緒を
腐
(
くた
)
して、御手に三重
纏
(
ま
)
かし、また酒もちて
御衣
(
みけし
)
を腐して、全き
衣
(
みそ
)
のごと
服
(
け
)
せり。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
さそひ入れてさらばと我手はらひます
御衣
(
みけし
)
のにほひ
闇
(
やみ
)
やはらかき
みだれ髪
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
ここにその御髮を
握
(
と
)
れば、御髮おのづから落ち、その御手を
握
(
と
)
れば、玉の緒また絶え、その
御衣
(
みけし
)
を
握
(
と
)
れば、御衣すなはち破れつ。ここを以ちてその御子を取り獲て、その御
祖
(
おや
)
をばえとりまつらざりき。
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
秋の神の
御衣
(
みけし
)
より曳く白き虹ものおもふ子の額に消えぬ
みだれ髪
(新字旧仮名)
/
与謝野晶子
(著)
▼ もっと見る
ぬばたまの 黒き
御衣
(
みけし
)
を
古事記:02 校註 古事記
(その他)
/
太安万侶
、
稗田阿礼
(著)
“御衣”の意味
《名詞》
天子や貴人の衣服の尊敬語。
(出典:Wiktionary)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
衣
常用漢字
小4
部首:⾐
6画
“御衣”で始まる語句
御衣服
御衣裳
御衣勝