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御定法
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ごじょうほう
ふりがな文庫
“
御定法
(
ごじょうほう
)” の例文
一応も二応も細密なお
白洲吟味
(
しらすぎんみ
)
にかけた上で、踏むべき筋道を踏んでから、初めて一切を取りしきるのが
御定法
(
ごじょうほう
)
の筈です。
旗本退屈男:04 第四話 京へ上った退屈男
(新字新仮名)
/
佐々木味津三
(著)
まさか、お
追放
(
ついほう
)
とはゆかないけれど、
獄門
(
ごくもん
)
のところを
遠島
(
えんとう
)
ぐらいにはなるのは
御定法
(
ごじょうほう
)
とされている。——つまらない眼に
遭
(
あ
)
ったのはおまえさんさ。
春の雁
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
それは……この世には
御定法
(
ごじょうほう
)
では罰することのできない罪がある、ということでございます。
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
お関所破りの罪を表向きにやかましく
詮議
(
せんぎ
)
すれば、そのお関所のあるところで
磔刑
(
はりつけ
)
になるのが
御定法
(
ごじょうほう
)
ですから、あなた様も、わっしどもも、御定法通りにいえばこれで磔刑ものなんでございますよ
大菩薩峠:15 慢心和尚の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
甲州から
諏訪
(
すわ
)
へ出て、木曾街道を
御定法
(
ごじょうほう
)
通りに参ったんでございます、あなた様の親御様でいらっしゃる伊太夫様のお枕元から、このしがねえ三下野郎が
直々
(
じきじき
)
に頂戴して参ったんでございますよ
大菩薩峠:37 恐山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
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この世には
御定法
(
ごじょうほう
)
で罰することのできない罪がある。
五瓣の椿
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
定
常用漢字
小3
部首:⼧
8画
法
常用漢字
小4
部首:⽔
8画
“御定法”で始まる語句
御定法通