“御妃”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
おきさき66.7%
ミメ33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
四十スーの値打ちもない犬女郎いぬめろうに四十フランもする人形をやったりしてさ! も少ししたら、ベリーの御妃おきさきにでも言うように、陛下なんて言い出すかも知れない。
また同じく国津神の大山祇神おおやまづみのかみは、娘の木花咲耶姫このはなさくやひめを尊の御妃おきさきとして奉ったのであります。
御妃ミメの中、他氏他郷の大身の女子なる高級巫女の、結婚した他郷の君の為に、自家の神の威力と示教とを、夫に授けて其国を治めさせる様になつたのが、きさきの古い用語例に入るものらしい。
万葉集研究 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)