“おきさき”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
御妃50.0%
女帝25.0%
御后25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
また同じく国津神の大山祇神おおやまづみのかみは、娘の木花咲耶姫このはなさくやひめを尊の御妃おきさきとして奉ったのであります。
「どう、たんと流しで貰へて? おやおや、なんて小つぽけな袋だこと! あの、女帝おきさき様の靴は手に入つて? 早くそれを手に入れなさいよ、あたしお嫁に行つてあげるからさ……。」
よくものの草紙などに、震旦しんたんから天狗てんぐが渡ったと書いてありますのは、丁度あの染殿そめどの御后おきさきに鬼がいたなどと申します通り、この沙門の事をたとえて云ったのでございます。
邪宗門 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)