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御坐
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おは
ふりがな文庫
“
御坐
(
おは
)” の例文
月すめば谷にぞ雲は沈むめる、嶺吹き払ふ風に敷かれてたゞ
御※
(
おんむね
)
の月
明
(
あか
)
からんには、浮き雲いかに厚う鎖すとも氷輪無為の
天
(
そら
)
の半に懸り
御坐
(
おは
)
して
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
御怨恨
(
おんうらみ
)
も
復
(
かへ
)
し玉ふべからむ、
御忿恚
(
おんいきどほり
)
も晴らさせ玉ふべからん、さて其暁は如何にして
御坐
(
おは
)
さんとか思す、一旦出離の道には入らせたまひたれど断縛の劒を手にし玉はず
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
生みの子の愛に迷ひ入りたる
頑凶
(
かたくな
)
の
老婆
(
ばゞ
)
に責められて朝夕を経る胸の中、父上
御坐
(
おは
)
さば母在らばと、親を慕ひて血を絞る涙に暮るゝ時もある
体
(
てい
)
、親の心の迷はずてやは
二日物語
(新字旧仮名)
/
幸田露伴
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
坐
漢検準1級
部首:⼟
7画
“御”で始まる語句
御
御馳走
御前
御意
御座
御簾
御尤
御覧
御免
御堂