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御会得
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ごえとく
ふりがな文庫
“
御会得
(
ごえとく
)” の例文
これは恥を御話しなければ、ちと
御会得
(
ごえとく
)
が参らないかも存じませんが、妻は不幸にも肉体的に欠陥のある女でございました。
疑惑
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
その芸術的の筆がまた自然善い感化を人に与えるのは前段の分解的記述によってもう
御会得
(
ごえとく
)
になった事と思います。
文芸と道徳
(新字新仮名)
/
夏目漱石
(著)
……そして、
雅楽
(
ががく
)
としての琵琶をお
習
(
まな
)
びですか、平家などの語り物を
御会得
(
ごえとく
)
なさりたいおつもりですか
私本太平記:02 婆娑羅帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
ともかくもこれに
因
(
よ
)
って、支那歴代の怪奇小説、いわゆる〈
志怪
(
しかい
)
の書〉がどんなものであるかということを
御会得
(
ごえとく
)
くだされば、こんにちの会合もまったく無意義でもなかろうかと存じます。
中国怪奇小説集:02 開会の辞
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
若殿様の
御
(
ご
)
気象の人に優れていらっしゃるのを、始めて
御会得
(
ごえとく
)
になったからででもございましょうか。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
▼ もっと見る
いや、靄と申したのでは、あの不思議な
雲気
(
うんき
)
の模様が、まだ十分
御会得
(
ごえとく
)
には参りますまい。
邪宗門
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
が、それは
追々
(
おいおい
)
話が進むに従って、自然と
御会得
(
ごえとく
)
が参るでしょう。
開化の良人
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
御
常用漢字
中学
部首:⼻
12画
会
常用漢字
小2
部首:⼈
6画
得
常用漢字
小5
部首:⼻
11画
“御会”で始まる語句
御会式
御会釈
御会
御会心
御会式桜