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後山
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うしろやま
ふりがな文庫
“
後山
(
うしろやま
)” の例文
そういえば
古中
(
こなか
)
から
千坂
(
せんさか
)
を上って
後山
(
うしろやま
)
に下る路の右側に、見事な赤松の老木が十二、三本立ち
列
(
なら
)
んでいるのは、
其
(
その
)
名残であるかも知れない。
尾瀬の昔と今
(新字新仮名)
/
木暮理太郎
(著)
下総国
(
しもうさのくに
)
香取郡万歳の
後山
(
うしろやま
)
へ、村の者ども五人連れ立って木こりに行きけるに、少しかたえなる山の端に、常のよりは
汚気
(
きたなげ
)
に見ゆる
鵄
(
とび
)
一つ羽を休めいたり。
迷信と宗教
(新字新仮名)
/
井上円了
(著)
立退
(
たちの
)
く道は宇都宮の明神様の
後山
(
うしろやま
)
を越え、
慈光寺
(
じこうじ
)
の門前から付いて曲り、八
幡山
(
わたやま
)
を抜けてなだれに下りると日光街道、それより
鹿沼道
(
かぬまみち
)
へ一里半
行
(
い
)
けば、十
郎
(
ろう
)
ヶ
峰
(
みね
)
という所
怪談牡丹灯籠:04 怪談牡丹灯籠
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
伊勢の国から
東下
(
あずまくだ
)
りをする時代から、この種の笠をかぶりつけてもいるし、
尾上
(
おべ
)
の
後山
(
うしろやま
)
の復活の記念としての
跛足
(
びっこ
)
は、今以てなおってはいないのだから、それは一目見れば誰でも
大菩薩峠:40 山科の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
“後山”の解説
後山(うしろやま)は、兵庫県宍粟市と岡山県美作市にまたがる標高1344mの山である。兵庫県側からは板場見山(いたばみやま)とも呼ばれる。中国山地東部にあたり、氷ノ山後山那岐山国定公園の主要な一部をなす。兵庫50山、近畿百名山、中国百名山の一つ。三等三角点がある山頂部分は岡山県美作市側に位置する。
(出典:Wikipedia)
後
常用漢字
小2
部首:⼻
9画
山
常用漢字
小1
部首:⼭
3画
“後山”で始まる語句
後山叢譚