“千坂”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
せんさか50.0%
ちさか50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
そういえば古中こなかから千坂せんさかを上って後山うしろやまに下る路の右側に、見事な赤松の老木が十二、三本立ちならんでいるのは、その名残であるかも知れない。
尾瀬の昔と今 (新字新仮名) / 木暮理太郎(著)
その頃、紀尾井町きおいちょうの隣家にいた縁故で、千坂ちさか家の末娘を、ある県判事の家内に、世話をしたことがある、桐代きりよというてな、たいへん美人であった
かんかん虫は唄う (新字新仮名) / 吉川英治(著)