“彼方(あれ)” の例文
働き恐れ入り奉つる何卒彼方(あれ)へ入らせらるゝ樣にと襖(ふすま)を明れば上段に錦の褥(しとね)を敷前には簾を垂て天一坊が座を設たり頓(やが)て赤川大膳を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)
其後(そののち)又々評定所の白洲を開(ひら)かれ以前の如く老中方始(はじ)め諸役人出座ありし時縁側(えんがは)に控(ひか)へたる遠州榛原(はいばら)郡上新田村禪宗(ぜんしう)無量庵(むりやうあん)の大源和尚(だいげんをしやう)進(すゝ)み出彼方(あれ)に罷仕る九郎兵衞と申者と何卒愚僧(ぐそう)が掛合(かけあひ)を
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)