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彼方
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あそこ
ふりがな文庫
“
彼方
(
あそこ
)” の例文
彼方
(
あそこ
)
へ行って金を預けて買出しをすれば大丈夫だと、
宅
(
うち
)
へ
云置
(
いいお
)
いて出て来た
儘
(
まゝ
)
帰って
来
(
こ
)
ねえで、
素
(
もと
)
より
家蔵
(
いえくら
)
を抵当にして借りた高利だから、
借財方
(
しゃくざいかた
)
から責められ
西洋人情話 英国孝子ジョージスミス之伝
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
あの方はお金があるために悪者達に狙われているし、貴郎はあんまり美しい為に私のような悪い女に
魅込
(
みこ
)
まれたではありませんか——おや、畜生! また彼奴が、
彼方
(
あそこ
)
から私達を見張っている!
温室の恋
(新字新仮名)
/
国枝史郎
(著)
彼方
(
あそこ
)
までは何の気なしに乗って来たが、さあ
隧道
(
トンネル
)
に掛ったら、旅という
心地
(
こころもち
)
が浮いて来た。あの隧道を——君、そうじゃないか——誰だって何の感じもしないで通るという人は有るまいと思うよ。
家:01 (上)
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
“彼方”の意味
《名詞》
いずれも離れた場所の意
かなた
あちら
あっち
あなた
(出典:Wiktionary)
“彼方”の解説
『彼方』(かなた、Là-Bas)は、フランスの作家、J・K・ユイスマンスによる長編小説。
日本語版は田辺貞之助訳によるもの(創元推理文庫、改版2002年)が刊行されている。
(出典:Wikipedia)
彼
常用漢字
中学
部首:⼻
8画
方
常用漢字
小2
部首:⽅
4画
“彼方”で始まる語句
彼方此方
彼方是方
彼方側
彼方向
彼方岸
彼方様
彼方詰
彼方此處