彩虹にじ)” の例文
余はこの輪廓の眼に落ちた時、かつらみやこを逃れた月界げっかい嫦娥じょうがが、彩虹にじ追手おってに取り囲まれて、しばらく躊躇ちゅうちょする姿とながめた。
草枕 (新字新仮名) / 夏目漱石(著)
「まあごらんあそばせ、美しい、大きな彩虹にじが」
彩虹 (新字新仮名) / 山本周五郎(著)