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彩紙
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いろがみ
ふりがな文庫
“
彩紙
(
いろがみ
)” の例文
然るに
独
(
ひとり
)
吾輩の如き世間無用の
間人
(
かんじん
)
にあつては、あたかも陋巷の湫路今なほ車井戸と
総後架
(
そうごうか
)
とを保存せるが如く、
七夕
(
たなばた
)
には妓女と
彩紙
(
いろがみ
)
を
截
(
き
)
つて狂歌を吟じ
礫川徜徉記
(新字旧仮名)
/
永井荷風
(著)
碧
(
あお
)
暗い海の潮を呑んでいる此の町の家々は
彩紙
(
いろがみ
)
で造った
花紅葉
(
はなもみじ
)
を軒にかざって、岸につないだ小船も、水に浮かんだ大船も、ことごとく一種の満艦飾を施していた。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
彩紙
(
いろがみ
)
や、チリメンの切屑を机一パイに散らかしていた。
父杉山茂丸を語る
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
彩
常用漢字
中学
部首:⼺
11画
紙
常用漢字
小2
部首:⽷
10画
“彩”で始まる語句
彩
彩色
彩雲
彩画
彩管
彩畫
彩色硝子
彩糸
彩色摺
彩色画