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彩糸
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いろいと
ふりがな文庫
“
彩糸
(
いろいと
)” の例文
表装の
布地
(
きれ
)
はチョット見たところ織物のようであるが、眼を近づけて見るとそれは見えるか見えぬ位の細かい
彩糸
(
いろいと
)
や金銀の糸で、極く薄い絹地の目を拾いつつ
ドグラ・マグラ
(新字新仮名)
/
夢野久作
(著)
そのいずれも
彩糸
(
いろいと
)
は使わないで、ひとえに浅みどりの柳の葉を、針で運んで縫ったように、姿を通して涼しさの
靡
(
なび
)
くと同時に、袖にも褄にもすらすらと寂しの添った、
痩
(
や
)
せぎすな美しい
女
(
ひと
)
に
陽炎座
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
丸めた
彩糸
(
いろいと
)
をいくつも女の膝の上にならべていた。
後の日の童子
(新字新仮名)
/
室生犀星
(著)
彩
常用漢字
中学
部首:⼺
11画
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
“彩”で始まる語句
彩
彩色
彩雲
彩画
彩管
彩畫
彩色硝子
彩色摺
彩色画
彩紙