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当篏
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あてはま
ふりがな文庫
“
当篏
(
あてはま
)” の例文
俊才という言葉が、そのまま
当篏
(
あてはま
)
るように極めて才はじけ、孝之助などからみると、びっくりするほど世故に
長
(
た
)
けた性質で
竹柏記
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
勿論
(
もちろん
)
、これは仮設的の一貴公子の話で、直ちにカイゼルその人をいったものではないけれども、プリンス博士がこれはカイゼルに
当篏
(
あてはま
)
っているというが如く
列強環視の中心に在る日本
(新字新仮名)
/
大隈重信
(著)
四面楚歌——そんな妙な形容詞が、どうやら
当篏
(
あてはま
)
りそうでございます。
幻聴
(新字新仮名)
/
蘭郁二郎
(著)
壁に懸けられた怪鳥の爪は、吉井助手の頸の傷痕にぴったりと
当篏
(
あてはま
)
る。
然
(
しか
)
もその爪は血まみれであった。……恐るべき怪事件の幕はどう展開するか?
廃灯台の怪鳥
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
当
常用漢字
小2
部首:⼹
6画
篏
部首:⽵
15画
“当”で始まる語句
当
当然
当惑
当時
当前
当座
当家
当身
当麻
当嵌