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廓外
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かくがい
ふりがな文庫
“
廓外
(
かくがい
)” の例文
惜しい
哉
(
かな
)
近代の設備を加え、常設の小屋を規則正しく配置したため、朝鮮の
俤
(
おもかげ
)
が乏しくなった。しかし
廓外
(
かくがい
)
に野天の広場があって、そこでは雑然と昔ながらの風で物を売る。
全羅紀行
(新字新仮名)
/
柳宗悦
(著)
火達磨
(
ひだるま
)
のようになって、今や内部の重要な書類を
廓外
(
かくがい
)
へ持ち出しているという。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
私の家から
廓外
(
かくがい
)
へ出るには、検査場裏の裏門が近かったが、そこは昼間は締まっているので、私達は幼稚園へ通うのに、京町一丁目の番屋を抜けておはぐろ
溝
(
どぶ
)
に架かった
刎橋
(
はねばし
)
を渡って竜泉寺町へ出た。
生い立ちの記
(新字新仮名)
/
小山清
(著)
廓
漢検準1級
部首:⼴
14画
外
常用漢字
小2
部首:⼣
5画
“廓”で始まる語句
廓
廓内
廓然
廓清
廓通
廓者
廓大
廓寥
廓中
廓名