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座主
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ざぬし
ふりがな文庫
“
座主
(
ざぬし
)” の例文
かれは歌舞伎座の
座主
(
ざぬし
)
千葉勝五郎のふところ刀で、内部ではよほど勢力のある人らしいから、そんな関係で桜痴居士が推薦したか
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
座主
(
ざぬし
)
の千葉勝五郎がどうしたとか、新富座主の守田
勘弥
(
かんや
)
がどうしたとかいうような記事が、しきりに新聞紙上を
賑
(
にぎ
)
わしていた。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
この芝居を初めて見物する前に、わたしは初めて
彼
(
か
)
の
守田勘弥
(
もりたかんや
)
——新富座の
座主
(
ざぬし
)
で、先代の勘弥の父——という人に
逢
(
あ
)
った。
明治劇談 ランプの下にて
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
劇場の木戸まえには
座主
(
ざぬし
)
や
俳優
(
やくしゃ
)
に贈られたいろいろの
幟
(
のぼり
)
が文字通りに林立している。
綺堂むかし語り
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
この狂言を初演の当時、越前守を勤める坂東彦三郎と作者黙阿弥とのあいだに衝突があり、黙阿弥は脚本を取り返して立ち帰ろうとするのを、
座主
(
ざぬし
)
の守田勘弥らが仲裁して無事に納まったという。
寄席と芝居と
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
“座主”の解説
座主(ざす)
仏教用語 - 住職最上位の別称。一般には天台宗を代表する僧侶への敬称。
法制史用語 - 中国の科挙における試験官職
(出典:Wikipedia)
座
常用漢字
小6
部首:⼴
10画
主
常用漢字
小3
部首:⼂
5画
“座”で始まる語句
座
座蒲団
座敷
座頭
座布団
座右
座敷牢
座興
座蒲團
座席