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度忘
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どわす
ふりがな文庫
“
度忘
(
どわす
)” の例文
自分では
度忘
(
どわす
)
れしてゐたことを云はれでもしたやうにびつくりし、打たれ、感慨深げに、「ふうむ、さうだ!」と答へ、それでも足りないで
医師高間房一氏
(新字旧仮名)
/
田畑修一郎
(著)
「それはそうに違いないが、どうも見たことのたしかにある娘だが、
度忘
(
どわす
)
れをしてしまったよ、思い出せないよ」
大菩薩峠:27 鈴慕の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
「ところが、あの空地の持主の
飯村
(
いいむら
)
という人の家は、どこか、この近所にあったはずだが、どこだったかなあ。だいぶん以前のことで、
度忘
(
どわす
)
れしてしまったぞ」
爆薬の花籠
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
「いや、閉口。すっかり
度忘
(
どわす
)
れをしてしまって……」と、庄太はあたまを掻いた。「
家
(
うち
)
へ帰ってから思い出しましたよ。鳥亀、鳥亀……。いつか一度、親分を案内して行ったことがありましたよ」
半七捕物帳:51 大森の鶏
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
度
常用漢字
小3
部首:⼴
9画
忘
常用漢字
小6
部首:⼼
7画
“度”で始まる語句
度
度々
度毎
度胆
度胸
度重
度外
度目
度度
度肝