幾川いくつ)” の例文
うして大阪近くなると、今の鉄道の道らしい川を幾川いくつわたって、有難ありがたい事にお侍だから船賃はただかったが、日は暮れて暗夜やみよ真暗まっくら、人に逢わなければ道を聞くことが出来ず
福翁自伝:02 福翁自伝 (新字新仮名) / 福沢諭吉(著)