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幾口
ふりがな文庫
“幾口”の読み方と例文
読み方
割合
いくふり
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いくふり
(逆引き)
ということなので、畏まって、然るべき刀を
幾口
(
いくふり
)
か出して見せると、それぞれ無造作に一見して後
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
此の品は
手前
(
てまい
)
上役の者が売るのだが、余程
価値
(
ねうち
)
ものなれども、此の
度
(
たび
)
国表へ帰るに就いて、是は手放すのに誠に惜しいが、
幾口
(
いくふり
)
も有るから手放すのだと申し、刀屋に見せると
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
此の
度
(
たび
)
火急に国表へ帰らんければならんので、丹誠して拵えた刀ゆえ惜しいものだが、然う/\
幾口
(
いくふり
)
もは荷になって持って往くことが出来んに依って
拠
(
よんどこ
)
ろなく払ってしまうのだが
粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分):02 粟田口霑笛竹(澤紫ゆかりの咲分)
(新字新仮名)
/
三遊亭円朝
(著)
幾口(いくふり)の例文をもっと
(2作品)
見る
幾
常用漢字
中学
部首:⼳
12画
口
常用漢字
小1
部首:⼝
3画
“幾”で始まる語句
幾度
幾
幾何
幾歳
幾日
幾人
幾許
幾年
幾個
幾干
“幾口”のふりがなが多い著者
三遊亭円朝
吉川英治