“干与”の読み方と例文
読み方割合
かんよ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
文筆に関したこと以外で実隆の干与かんよした職務といえば、御料所たる荘園の未進年貢の催促、勅額勅願所に関する出願の取次等もあった。
後世の卜部うらべ進出時代はいさ知らず、是が皇室御親おんみずからの祭の年久としひさしい伝統までに、干与かんよし得べかりし理由はあり得ない。
海上の道 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
私の地名解は年数が永いだけに、自分の知識のいろいろの段階が干与かんよしている。
地名の研究 (新字新仮名) / 柳田国男(著)