常服ふだんぎ)” の例文
お種は眼だたないように化粧をして常服ふだんぎではあるが新らしい衣服きものに着かえていた。母親はふとそれに眼をつけて何かしら不安を感じた。
蟹の怪 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
常服ふだんぎでは可笑おかしいのじゃが。
日本橋 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)