“布陣”の読み方と例文
読み方割合
ふじん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
ござります——それは裾野すそのよりご帰参の上部かんべどのが、一月ひとつきあまりお屋敷にこもって、苦心のすえ作戦された、秀吉ひでよし袋攻ふくろぜめの奇陣きじん、必勝の布陣ふじん、軍旅の用意にいたるまで
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
いや、小牧へ出ては、布陣ふじんのさしずをし、またすぐ清洲へ帰っていたのだった。
新書太閤記:10 第十分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
そのほか、兵力と布陣ふじんにおいては、はるかに、前田方を圧していた。
新書太閤記:11 第十一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)