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市塵
ふりがな文庫
“市塵”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
しじん
66.7%
しぢん
33.3%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
しじん
(逆引き)
放生池の水は、つつじの花と緑を
映
(
うつ
)
して、今朝も
市塵
(
しじん
)
の外にあった。大鳥居の下で、手綱を右馬介に預け、彼一人で赤橋を渡って行く。
私本太平記:01 あしかが帖
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
今もなお血みどろな
模索
(
もさく
)
を続けている範宴にとっては、そういう
市塵
(
しじん
)
や人混みの中に、自分の探し求めているものがあろうなどとは絶対に思えなかったのである。
親鸞
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
市塵(しじん)の例文をもっと
(2作品)
見る
しぢん
(逆引き)
余は八王子に一泊するを好まざりしと
雖
(
いへども
)
、老人の意見
枉
(
ま
)
げ難く止むことを得ずして、俗気都にも増せる
市塵
(
しぢん
)
の
中
(
うち
)
に一夜を過せり。
三日幻境
(新字旧仮名)
/
北村透谷
(著)
市塵(しぢん)の例文をもっと
(1作品)
見る
“市塵”の解説
『市塵』(しじん)は、藤沢周平の長編時代小説。新井白石が主人公。第40回芸術選奨文部大臣賞受賞作。
1988年に講談社で刊行。のち講談社文庫 (上下、改版2005年)、『藤沢周平全集 第22巻』(文藝春秋)、新潮文庫(上下、2022年)で再刊。
(出典:Wikipedia)
市
常用漢字
小2
部首:⼱
5画
塵
漢検準1級
部首:⼟
14画
“市”で始まる語句
市
市井
市街
市中
市場
市女笠
市人
市俄古
市松
市日
検索の候補
市立塵芥焼却場
“市塵”のふりがなが多い著者
北村透谷
吉川英治