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差入
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さしい
ふりがな文庫
“
差入
(
さしい
)” の例文
飄然
(
ひょうぜん
)
です。まったく
飄然
(
ひょうぜん
)
です、彼は釘勘と共に、奉行所の前の
石豆腐
(
いしどうふ
)
(
差入
(
さしい
)
れ茶屋)で軽い旅支
度
(
たく
)
をすると共に、遠く江戸を離れたのです。
江戸三国志
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
真昼間
(
まっぴるま
)
、向う側から
密
(
そっ
)
と
透
(
すか
)
して見ると、窓も
襖
(
ふすま
)
も
閉切
(
しめき
)
つて、空屋に等しい暗い中に、
破風
(
はふ
)
の
隙
(
ひま
)
から、
板目
(
いため
)
の
節
(
ふし
)
から、
差入
(
さしい
)
る日の光
一筋
(
ひとすじ
)
二筋
(
ふたすじ
)
、
裾広
(
すそひろ
)
がりにぱつと
明
(
あかる
)
く
処方秘箋
(新字旧仮名)
/
泉鏡花
(著)
差
常用漢字
小4
部首:⼯
10画
入
常用漢字
小1
部首:⼊
2画
“差入”で始まる語句
差入屋
差入物