左腕うで)” の例文
今日こんにちの新職工は決してソンなものでは無いですからな、——今春このはる他の一人の職工が機械で左腕うでを斬り取られた時など、会社は例の如くほとんど少しも構はない、むを得ず職工同志
火の柱 (新字旧仮名) / 木下尚江(著)
「ただ髀肉ひにくたんにたえないのは、この場合にきて拙者の左腕うでだ」
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)