川縁かわぶち)” の例文
それはまだ私の学校時代の事だから、彼処あすこらも現今いまの様ににぎやかではなかった、ことにこの川縁かわぶちの通りというのは、一方は癩病らいびょう病院の黒い板塀がズーッと長く続いていて
白い蝶 (新字新仮名) / 岡田三郎助(著)
私は行く先々に白い交番が新しく新しく出来て行くのじゃないかと思い思い、抜け裏を潜ったり交番の前を電車の陰になって走ったりして、ヤッとの思いで両国の川縁かわぶちまで来た。
冥土行進曲 (新字新仮名) / 夢野久作(著)