“山兎”の読み方と例文
読み方割合
やまうさぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
彼のその足音に驚いて、この地方特有の山鳥が枝から枝へと、銀光の羽搏はばたきを打ちながら群れをなして飛んだ。白い山兎やまうさぎ窪地くぼちへ向けてまりのように転がっていったりした。
恐怖城 (新字新仮名) / 佐左木俊郎(著)
山兎やまうさぎが二三びき、あとを追ふやうに、おどつてけた。
妖魔の辻占 (新字旧仮名) / 泉鏡花(著)