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屠犬児
ふりがな文庫
“屠犬児”の読み方と例文
読み方
割合
いぬころし
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
いぬころし
(逆引き)
門を出づる時、
屠犬児
(
いぬころし
)
が、「姉御あんまりだ。」「
酷
(
ひど
)
いじゃねえか。」とその気色を
物色
(
うかが
)
えば、自若として、「なにまだ、あんな目に逢わせるのが二三人あるよ。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
「それでは、
非
(
あら
)
を
蔽
(
おお
)
うのです、それにあの新聞も、在原の
夫人
(
おくさん
)
が
屠犬児
(
いぬころし
)
に御恵みなすったことなどは、大層
誉
(
ほ
)
めたではございませんか。今停止をさせたでは
卑怯
(
ひきょう
)
に当りますよ。」
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
棍棒
(
こんぼう
)
を取れる
屠犬児
(
いぬころし
)
、籠を担える屑屋、いずれも
究竟
(
くっきょう
)
の
漢
(
おのこ
)
、隊の左右に翼たり。
貧民倶楽部
(新字新仮名)
/
泉鏡花
(著)
屠犬児(いぬころし)の例文をもっと
(1作品)
見る
屠
漢検1級
部首:⼫
11画
犬
常用漢字
小1
部首:⽝
4画
児
常用漢字
小4
部首:⼉
7画
“屠”で始まる語句
屠
屠蘇
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屠者
屠所
屠腹
屠殺場
屠牛
屠児
屠殺者
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屠児