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展望
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てんぼう
ふりがな文庫
“
展望
(
てんぼう
)” の例文
かくてこれ
等
(
ら
)
の
展望
(
てんぼう
)
をほしいまゝにしたわが
郵船
(
ゆうせん
)
はナポリ
港
(
こう
)
に
到着
(
とうちやく
)
し、ヴェスヴィオを
十分
(
じゆうぶん
)
に
見學
(
けんがく
)
し
得
(
う
)
る
機會
(
きかい
)
も
捉
(
とら
)
へられるのである。
火山の話
(旧字旧仮名)
/
今村明恒
(著)
「はい。中隊長は
展望
(
てんぼう
)
のため、木の上に登っていられたのであります。——その中隊長が木の上から、
掴
(
つか
)
まえろと私に命令されました。」
将軍
(新字新仮名)
/
芥川竜之介
(著)
いまは、一日のゆうよすべきばあいでない、富士男は毎日、丘にのぼって、四方を
展望
(
てんぼう
)
した。ある日かれは、森のかなたに、ほのめく一
条
(
じょう
)
のうす青い影を発見した。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
東方の地平線上を
展望
(
てんぼう
)
するに、そこはいぜん
無辺
(
むへん
)
の海波びょうびょうとして天をひたしている、一
望
(
ぼう
)
目をさえぎるなにものもない、ぼくは胸底深くひめていた計画をはじめて発表した。
少年連盟
(新字新仮名)
/
佐藤紅緑
(著)
“展望”の意味
《名詞》
展 望(てんぼう)
遠くまで見渡すこと。また、その眺め。
社会や人生、ものごとなどの動向や将来を見渡すこと。
(出典:Wiktionary)
展
常用漢字
小6
部首:⼫
10画
望
常用漢字
小4
部首:⽉
11画
“展望”で始まる語句
展望台
展望図
展望鏡