“屈平”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
くっぺい50.0%
くつへい50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
一、余去年已来いらい心蹟百変、挙げて数え難し。就中なかんずく趙の貫高かんこうこいねがい、楚の屈平くっぺいを仰ぐ、諸知友の知る所なり。故に子遠が送別の句に「燕趙の多士一貫高、荊楚の深憂ただ屈平」
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)
書中第四の「古庵」は余語よご氏、第五の「石田」は梧堂、第六の「服部」は栗陰りついんであらう。第七第八の「玄間兄弟」は屈平くつへいを学んだ人の二子であらうか。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)