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尚更
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なほさ
ふりがな文庫
“
尚更
(
なほさ
)” の例文
恋もなしにそんな老人と一生
寂
(
さび
)
しく暮すことにでもなれば、
尚更
(
なほさ
)
ら悲しいぢやないか。君だつてそれは悲しいに違ひないんだからね。
或売笑婦の話
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
尚更
(
なほさ
)
ら
驚歎
(
きやうたん
)
に
價値
(
あたひ
)
する。
みつ柏
(旧字旧仮名)
/
泉鏡花
、
泉鏡太郎
(著)
間歇
(
かんけつ
)
的ではあつたが、五年も六年も商売をしてゐたお蔭で、妊娠の可能率が少ないだけに、
尚更
(
なほさ
)
ら何か
奇蹟
(
きせき
)
のやうに思へる人の妊娠が
羨
(
うらや
)
ましかつたり、子持の女が
チビの魂
(新字旧仮名)
/
徳田秋声
(著)
尚
常用漢字
中学
部首:⼩
8画
更
常用漢字
中学
部首:⽈
7画
“尚”で始まる語句
尚
尚侍
尚武
尚々
尚書
尚白
尚兵館
尚質
尚真
尚泰