“少将”の読み方と例文

旧字：少將

読み方	割合
しょうしょう	100.0%

しょうしょう

小町　あなたは情（なさけ）を知らないのですか？　わたしが今死んで御覧なさい。深草（ふかくさ）の少将（しょうしょう）はどうするでしょう？　わたしは少将と約束しました。

二人小町 (新字新仮名) ／ 芥川竜之介(著)

やはりもとは伏見（ふしみ）の少将（しょうしょう）といった、これもえらい人の種（たね）だということが分（わ）かりました。

一寸法師 (新字新仮名) ／ 楠山正雄(著)

「うまいぞ。うまいぞ。もうみんな僕（ぼく）のてしたなんだ。狐（きつね）なんかもうこわくもなんともないや。おっかさん。僕（ぼく）ね、りすさんを少将（しょうしょう）にするよ。馬はね、馬は大佐（たいさ）にしてやろうと思うんです」

貝の火 (新字新仮名) ／ 宮沢賢治(著)

“少将”の意味

《名詞》
少 将（しょうしょう）

軍隊における将官の位。中将の下、准将または上級大佐もしくは大佐の上。
(出典:Wiktionary)

“少将”の解説

少将（しょうしょう）は、日本ではもともとは律令制における官職の一つ。転じて軍隊の階級の一。将官に区分され、中将の下、大佐、上級大佐、准将または代将の上に位置する。
北大西洋条約機構の階級符号（NATO階級符号）では、OF-7に相当する。また、陸海空軍でそれぞれ呼称の異なる少将を総称しtwo-star rankと呼ぶこともある。
(出典:Wikipedia)

少	常用漢字 小２ 部首:⼩ 4画
将	常用漢字 小６ 部首:⼨ 10画