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小生
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わたくし
ふりがな文庫
“
小生
(
わたくし
)” の例文
これは
小生
(
わたくし
)
の父が、
眼前
(
まのあたり
)
に見届けたとは申し
兼
(
かね
)
るが、直接にその本人から聞取った一種の怪談で今はむかし文久の頃の事。その
思召
(
おぼしめし
)
で御覧を願う。
お住の霊
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
この大官人中の大官人と覺しく、
豪
(
えら
)
さうなる一人頭を
擡
(
もた
)
げて、フレデリツクとは誰ぞと
糺問
(
きうもん
)
せり。畫工進み出でゝ、御免なされよ、それは
小生
(
わたくし
)
の名にて、伊太利にていふフエデリゴなりと答ふ。吏。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
またたまにはその娘に
逢
(
あ
)
った時、太郎坊があなたにお眼にかかりたいと申しておりました、などと云って
戯
(
たわむ
)
れたり、あの次郎坊が
小生
(
わたくし
)
に対って、早く元のご主人様のお
嬢様
(
じょうさま
)
にお逢い申したいのですが
太郎坊
(新字新仮名)
/
幸田露伴
(著)
画のためとなら
小生
(
わたくし
)
はいつでも気が勇み立ちます
小春
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
“小生”の意味
《代名詞》
小 生(しょうせい)
(やや古)自称(「私(わたくし、わたし)」など)の謙譲表現。
(出典:Wiktionary)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
生
常用漢字
小1
部首:⽣
5画
“小生”で始まる語句
小生意気
小生之
小生業
小生涯
小生等