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小欠
ふりがな文庫
“小欠”の読み方と例文
読み方
割合
おくび
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
おくび
(逆引き)
こう言って挨拶する
親戚
(
しんせき
)
の前では、義雄は弟の遠い旅に行った動機なぞを
小欠
(
おくび
)
にも出すまいとする風であった。
新生
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
年をとるなんて、相川に言わせると、そんなことは
小欠
(
おくび
)
にも出したくなかった。昔の
束髪連
(
そくはつれん
)
なぞが
蒼
(
あお
)
い顔をして、
光沢
(
つや
)
も失くなって、まるで
老婆然
(
おばあさんぜん
)
とした
容子
(
ようす
)
を見ると、
他事
(
ひとごと
)
でも腹が立つ。
並木
(新字新仮名)
/
島崎藤村
(著)
小欠(おくび)の例文をもっと
(2作品)
見る
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
欠
常用漢字
小4
部首:⽋
4画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父