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小態
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こてい
ふりがな文庫
“
小態
(
こてい
)” の例文
根岸の
鶯谷
(
うぐいすだに
)
の奥の
植木師
(
うえきや
)
の庭つづきの、
小態
(
こてい
)
な寮の寮番のような事をしながら、相変らずチンコッきりと煙草の
葉選
(
はよ
)
りの内職だった。
旧聞日本橋:12 チンコッきり
(新字新仮名)
/
長谷川時雨
(著)
日本橋おとわ町のその横町は、こういった
小態
(
こてい
)
な飲み屋が並んでおり、どの店にも若い女が二人か三人ずついて、日がくれると三味線や唄の声で
賑
(
にぎ
)
やかになる。
ちゃん
(新字新仮名)
/
山本周五郎
(著)
津村 なあに、利助なんぞが村の人を使つて
小態
(
こてい
)
にやつて居た頃は、これでやつて行けたのさ。もともと山あ近いし、地理の関係から言つても、割と有利な仕事だからねえ。
地熱
(新字旧仮名)
/
三好十郎
(著)
小
常用漢字
小1
部首:⼩
3画
態
常用漢字
小5
部首:⼼
14画
“小”で始まる語句
小
小児
小径
小鳥
小僧
小言
小路
小遣
小刀
小父