“小半町”の読み方と例文
読み方割合
こはんちょう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その沼のほとりから小半町こはんちょうほど離れた原の真中に、十七八の美しい娘が頭の天辺から割りつけられ、血に染まって俯伏せに倒れていた。
平賀源内捕物帳:萩寺の女 (新字新仮名) / 久生十蘭(著)
それから小半町こはんちょうもあるいて、電車の停留所にたどり着いたが、どうしたものか電車が一向いっこうに来ない。
赤い杭 (新字旧仮名) / 岡本綺堂(著)
と、東側の小門こもんから小半町こはんちょうほど距たった辺に、こんもりした林がありました。
怪しの者 (新字新仮名) / 国枝史郎(著)