“寸間”の読み方と例文
読み方割合
すんかん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
その余の者は、刀の置いてある控え部屋へ、さッと行ったのもあるし、寸間(すんかん)も惜しんで、大刀を持たずに縁を跳(と)んで、すでに門の外へ駈け出しているのもいた。
梅里先生行状記 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
三「御免なさいまし……えゝ追々気候も相当致しまして自然暑気(あつさ)が増します事で、かるが故に御壮健の処は確(しか)と承知致し罷(まか)りあれども、存外寸間(すんかん)を得ず自然御無沙汰に相成りました」
霧陰伊香保湯煙 (新字新仮名) / 三遊亭円朝(著)
「その男女(ふたり)から寸間(すんかん)も目を離してはならぬ」
鳴門秘帖:04 船路の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)